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2011年08月19日

ファッションが教えてくれること

遅まきながら、映画「ファッションが教えてくれること」を観ました。
アメリカ版『ヴォーグ』の名物編集長アナ・ウィンターの真実。
「プラダを着た悪魔」も好きだったけど、本人のドキュメンタリーのほうが断然面白かった。
アナは大女優よりずっと魅力的だったな。やっぱりただの悪魔じゃない。

アナも素敵だけど、わたしはクリエイティブ・ディレクターのグレイス・コディントンの大ファンになりました。
グレイスの天才的なセンスと、穏やかな話し方。
アナに写真をボツにされて、何度も怒っているシーンが出てくるけど品格があるのね。
我じゃなくて、美的なこだわりのための怒りは崇高なんだと思った。
70歳近いんだけど、ずっと最先端にいる。
ありがちな、過去の成功にしがみついたりしない。
劇中「未来に生きないとね」と何度も言ってた。
素敵だなあ。憧れだなあ。

グレイスが編集長の雑誌があれば、おそろしく芸術的なものになるんだろう。
売り上げとか、流行とは少し離れるんだろうけど。
アナのセンスとの絶妙なバランスで『ヴォーグ』が生まれるんだな。

ところで、以前に少しだけ日本版ヴォーグの編集部で働いていたことがあります。
紙面デザインの一番下っ端の仕事だったけど、活気があって華やかでとても楽しかったな。
音楽との両立はできなかったけど、ひとときの夢だった。

映画のおかげで元気になりました。
女は元気でなくては。
最近、創作活動をする上で、歳をとることに少し不安を感じていたけど。
本人の心意気次第で、センスは枯れないんですね。
posted by rieaono at 16:42 | TrackBack(0) | cinema

2008年11月12日

プラダを着た悪魔

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遅ればせながら、映画「プラダを着た悪魔」を観ました。

キャッチコピーに違わず、働く女性が元気になる映画。
主人公アンドレアの前向きに頑張る姿に勇気づけられるし、
パトリシア・フィールドによる衣装も観ていてわくわくします。

特に印象深いのは、プラダを着た悪魔こと、カリスマ編集長ミランダの描き方。
仕事に生きる女の強さ、気高さを感じられて、ただの悪役で終わっていないので、映画の後味が悪くないんです。
とてもかっこいい人に出会った後のような壮快な気分。


ファッション界の頂点に君臨する孤高の姿は、やっぱり魅力的で
タイトルの“悪魔”という言葉は少し強すぎるのでは、と思っていたけど
そこにはポジティブな意味も含まれているのかもしれません。

それともミランダは実在の「Vogue」編集長アナ・ウインターがモデルとの
噂があるので、彼女に気を使った演出なのかしら。

少し残念なのは、仕事に就いたばかりの主人公は、ファッションに疎くて
太めでダサいという設定なのだけど
アン・ハサウェイの体型は映画の前後であまり変化がないし、
普通に美しい女優さんなので、ダサい感じがうまく演出されていなかったこと。
美人は何着てもそれなりに見えてしまうので、難しいんですね。

ファッションセンスを磨いて洗練されて行くという設定も、
主人公の努力の様子がみられず、いきなりお洒落に衣装を着こなしている辺りが
少し強引な展開だと感じてしまいました。

全体的にはテンポもよく、軽快な流れの映画で
「セックス・アンド・ザ・シティ」に傾向が似ていると思います。
辛口意見も書いてしまったけど、どちらの作品も私は大好き。
お洒落アンテナを程よく刺激して、女子の日々に活力を与えてくれる
そんな映画で充分楽しめました。

posted by rieaono at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | cinema